Debian + Chinachu + PT3 で録画マシンを建てた

発端

録画マシンを建てようという考えは1年前に引越した当初からあったのだが、資金繰りなどの事情もあり、とりあえずPT3だけを購入しメイン機で録画していた。当然起動し忘れなどもあって録画ミスも多かった。
そこで今回の年始に得たお年玉臨時収入でパーツを調達し、録画専用機を組むことにした。

ちなつの動く城 写真はC86で七森中録画研究会より頒布された『ちなつの動く城』。

スペック

項目 詳細
M/B&CPU ASRock Q2900-ITX & Intel Pentium J2900@2.41GHz x4
RAM 4GB
カードリーダ SCR3310-NTTCom
OS Debian Wheezy(7.8) 64bit

Q2900-ITXはSoCでTDPが10Wと低く、常時起動に向いているので選択した。SATAポートが4つあるので、将来的にHDDを増設する際も心配がない。 OSはChinachuを使うのでDebianを選択。

ケースはFractal Design社製 NODE304(白)を購入した。3.5/2.5インチベイを最大6基使用可能なのがウリだったが、とにかくデザインに一目惚れしたので先に買っていたもの。

Debianをインストール

特に変なことをせずインストールした。KDE Plasma5を使ってみたかったのだが、まだtesting/unstableでも4.x系だった。

Chinachuをインストール

ここの通りにやる。途中、一度目はyasm>=1.2.0が必要ということで中断された。Wheezy(stable)では1.1.0までしか提供されていないので、backportsから取得する。sources.listに  

deb http://ftp.jp.debian.org/debian/ wheezy-backports main
deb-src http://ftp.jp.debian.org/debian/ wheezy-backports main

と追記してアップデート。apt-get install yasm -t wheezy-backportsで必要なバージョンのものが入る。その後もう一度インストールを実行すると通った。

Chinachuの設定

引き続き上記のページを参考に進める。
config.json.sampleには余計なチューナー(FSUSB2)のエントリもあるので削除しておく。チャンネル設定はデフォルトでは関東広域圏のものになっているので、必要に応じて変更する。
録画の保存先は、システム用のSSDとは別に3TBのHDDを用意してマウントしておいた/recに指定した。

その他必要なもの

  • PT3ドライバ … 有志の方がGitHubで公開されている
  • recpt1 … 録画コマンド。様々な版があるらしいので、好きなものを使う。
  • arib25 … 復号化に使う。がんばって入手。
  • SC関連 … B-CASカードを認識させる。全てapt-getで入るが、関連ライブラリの一つlibccidのWheezy(stable)にあるVerが1.1.0で止まっており、カードリーダSCR3310-NTTComを認識しない。ここを参考に対処する。

最後に

あくまで記録なので説明は適当。
まだとりあえず構築したという段階なので、今後運用していく上で何かあればまた書くかもしれない。

参考